悠々日誌

その時々で、考えている事などを書きます

【オリエント急行殺人事件】の話

タイトルは知っているけど小説を読んではいない作品が映画化された時に、

「原作を知らないと面白くないのでは?」

と心配になって、ついつい観ることをためらってしまうことがよくあります。

 

実際のところ映画というのは2時間くらいにまとめるため、

原作の中からかなりの要素を省略せざるを得ないのです。

そういう意味では、原作の面白さが半減するとも言えるでしょう。

 

逆に、映画は映像とサウンドで楽しませることができますから、

本を読むのとは全く違う良さがあるわけです。

 

なのでまあ両方とも楽しめると思うんですが、

最初の「面白くないのでは?」という心配は

  • 「原作にしか出てこない予備知識」を映画内で示していない(設定など)
  • 原作では「彼はこう考えていた」のように心情を語っているが映画では語らない

だいたいこういう理由で映画を観たときに「よく分からない」ということが

心配なんだと思います。僕が過去にそういうことがあったので……

このへんは、映画制作者の腕の見せ所なんだと思います。

 

さて、この週末限定で「オリエント急行殺人事件」の映画が

アマゾンプライムで100円レンタルで観れるんですが、

原作を読んでいない僕が観て面白いかどうか!

いざ。

気に入って原作を読みたくなるようなら万々歳といったところですね。